新型コロナ感染対策など
日本共産党伊東市委員会の新型コロナ感染症に関する提案やお役立ち情報をまとめました。
「明るい伊東」2022年新年号より
3回目のコロナワクチン接種が始まります!
予約はいりません 接種日・接種会場はお知らせいたします
☆2月より一般の高齢者の方へ昨年2回目接種のあと、約8か月開けて接種する予定でお知らせを送ります。
- 会場は2回目を受けた場所となります。
- 変更希望・直前のキャンセル・3回目は希望しない場合だけご連絡ください。
0557-29-6567(コールセンター)
☆モデルナ社のワクチンは大規模接種会場にて前寄せで接種が始まる予定です。
伊東、熱海地区 伊東市健康福祉センター(2月上旬~下旬 平日のみ)
接種を希望する方は、接種券がある方でWEBでの申し込みに限ります。
(電話予約はできません) 受付開始 1月下旬【ホームページから】
住民税非課税世帯への臨時特別給付金 10万円!
※2月上旬から対象の世帯に確認書を送ります
給付希望の有無や口座を確認します 必要な項目に記入のうえ、必ず返信してください。
(返信を確認してから、振り込みます)
非課税でなくてもコロナ禍で収入が減少した世帯に対する事業もあります。
★給付事務局にご相談ください。
臨時特別給付金事務局 52-3081(低層棟2F)
「明るい伊東」2021年5月号より
減収のなか多くの建設計画?
産業振興策も不十分!
令和3年度予算には反対
―市長選の公約とも言えるー
コロナ禍の令和3年度予算をどう見る?
1 市民要望が反映された事業も
トップダウン市政の転換を掲げた小野市政ですが、子育て分野の事業等では前進も見られます。
-
池小学区にも学童保育開設
②通級指導教室(普通学級の子も通級で個人指導を受けられる)が西小に加え南中・大池小に拡充。
③伊東公園のトイレ改修決定。
2 税収は大幅減なのに・・次々進む建設計画!
しかし、コロナ禍対応予算としては問題点もあります。
昨年の宿泊客は統計開始の1963年以降最大の約100万人の減少。市税が、固定資産税を中心に10億円も落ち込む予想です。
国の補填もありますが、税収減のなかでいくつもの建設計画を同時に進めるには予算的に無理があるのではないでしょうか。
①人工芝のサッカー場7億円余!
城星の市民グラウンドの芝生化は今年7月着工予定。7,05億円かかります。
②図書館25億円~30億円
マンダリン跡地の図書館建設も令和7年1月完成をめざし、建設費は25~30億円使います。
③市債(借金)頼みでさらに
文化ホールは、建設用地検討も含めて調査費200万円の予算が出されました。駅周辺整備計画の基本設計(700万円)を行うことも分かりました。
これらの財源は基金(積み立て)もありますが、中心は市債(借金)となっていきます。
3 のびのびになってきた駅周辺の整備・・また後回しにならないか?
伊東観光発展の大きな課題として、中心市街地活性化の問題があります。
観光で訪れた方は、まちを知り特産物をお土産にするため、駅周辺や商店街を歩いてみたいと思います。駅周辺商店街は重要な観光資源でもあります。
その点で今度こそ伊東温泉らしい景観も工夫し、駅前整備を進めてほしいと考えます。でも、JRからの土地購入も含めた予算計画は何も示されていません。
また、「湯煙の演出が欲しい」など様々な意見もあります。どんな駅前にするか。あらためて市民との広い議論が必要です。
今まで計画が進まなかった要因として、他の建設計画が優先されたことがあると言われます。
いくつも計画があるなか、もっと優先順位をあげなければ、なかなか事業が進まないのではないでしょうか。
4 商店街の空洞化をどうするか
また相変わらず「浴衣のまち」や藤の広場中心のマルシェ(市場)の予算は継
続していますが、中心街の空き店舗対策などには新しい事業がみられません。
官民が本気で研究し、話しあい、一過性のイベント等を越えた取り組みに本腰を入れる。そうしなければ市街地商店街の活性化が進まないのではないかと危惧します。
5 テレワークも進む中ビジネスチャンスを逃すな! 空き家の利活用は市の責任!
コロナ禍で地方移住が脚光を浴び、中古物件が底を突くという嬉しい悲鳴も聞きます。
テレワークが進み、貸しオフィスの需要もあります。家族で移住し、たまに都会の本社へ通う働き方が広がり、若い人の移住も期待できる大きなチャンスの到来です。
伊東市の強みは豊かな自然環境と、放置とも言える空き家が約900件もあることです。この利活用が重要ですが、本市は県が進める空き家相談会すら取り組んでいません。
国は増え続ける空き家対策として、市町が固定資産税の個人情報も使って持ち主と連絡を取り、相続や売買を進めるよう行政に促しています。
近隣市町では担当職員を配置し、企業やNPOと積極的に連携し、空き家の利活用を進めています。
特に熱海市や三島市などはすでに令和2年度に市独自の事業が大きく前進しています。
移住と空き家対策はもっと重視し、経済振興と税収増を図り、人口増に取り組むべきです。
予算の中にはコロナ禍で宿泊業などを応援するものもあり、賛否は難しいものもありましたが、県内でも感染者も多いことから、ワクチンだけでなく独自の検査体制も必要と考え、今後さらに要望していきます。
介護保険条例の一部改正に賛成!
コロナ禍の市民生活を守るため介護保険料値上げせず!
介護保険料は3年毎に見直しがされますが、高齢化が進み、介護サービスが使われれば使われるほど値上げがされる仕組みとなっています。平成12年に初めて制度が出来たときには平均月2800円だったのに30年には5800円となり、令和3年からは更なる値上げとなるところでした。しかし、伊東市は市内経済が大変ななか経済的負担を増やせないと「介護保険給付支払準備基金」(積立金)から6億円を繰り入れて値上げを見送りました。県内でも値上げした市町がかなりあったなかでの英断と評価し賛成討論をしました。
高齢者へのワクチン接種が開始!
(健康推進課ホームページより)
申し込みは5月10日(月)から
コロナ予約センター 050-5210-8732
または伊東市ホームページよりアクセス
接種会場や接種券の問い合わせ先
0557-29-6567
集団接種会場
常設(平日) 月・火 八幡野コミュニティセンター 13:30~16:30
水・木・金・土 健康福祉センター 13:30~16:30
ワクチン接種は5月26日(水)から開始します

「明るい伊東」2021年3月号より
コロナ禍でもあきらめない
労働者が使える権利とは?
①「コロナで仕事がないから休んでほしい。その分の賃金は会社にお金がないから払えない。」経営者がそう言っても大丈夫。支払ってもらう方法があります。
企業が新型コロナで事業を縮小した場合、申請すれば国は一日1万1千円を限度に雇用調整助成金をその企業に支給するのです。
たとえアルバイトでもパートでも、労働者はその助成金をもとに休業手当をもらえるしくみです。
企業は、少ない負担で労働者を支援できるではありませんか。
②「うちの会社はそんな申請はしない‼」
その場合は、休業支援金制度をあなた自身が活用しましょう。
必要書類は、①本人確認できる免許証等・②振込口座確認の書類・③休業前賃金が確認できる給与明細や賃金台帳等・④休業期間等を記入する「支給申請書」と「支給要件確認書」の4種です。
詳しくは県の労働局や各地のハローワークに尋ねましょう。
③えっ? 一人ではやりにくい?
そういう時は・重岡・佐藤の両議員に気軽に声をかけて下さい。
県の労働組合の相談窓口を紹介することも、もちろんできます。
法が定める労働者の権利は?
①コロナであろうがなかろうが、
会社の都合で労働者を休ませるときは、その賃金の6割を支払う義務があります。
これは労働基準法26条で決められたことです。守らない経営者には罰則もあります。
市内では、「休んでもらうけど賃金は払えない」と言われた労働者Aさんが三島労働基準監督署にすぐ電話。
会社代表は署によびだされ、まず6割の支給が実現しました。
②もう一つ、解雇予告手当はご存知ですか?労基法20条にありますよ。
同じく市内には、「『来なくていいよ』と10日前に言われた。不満だけど、裁判してまで争う気はない」という労働者もいました。
その場合、会社側は(細かい計算を省けば)約一か月分の解雇予告手当を払う義務があるのです。
コロナ禍で苦しむ正規・非正規の労働者のみなさん。道はあります。
他にも困ったことがあれば、重岡・佐藤の両議員にぜひ相談して下さい。
市長さんへの要望
コロナ問題の直撃を受けても、市民にはこうした権利や救済策があることを、例えば次のような方法で知らせてください。
①『広報伊東』に、休業手当や救護用支援金の説明を載せ、広く市民に知らせて下さい。図なども入れていただけると分かりやすいと思います。
②市役所はもちろん各支所にも相談窓口を設け、案内や表示をして下さい。
③市内に案内放送をする際、こうした制度があること、市ではその案内を行っていることをアナウンスして下さい。
国の制度の活用を図るこうした活動は、膨大な経費を使わずにできるはずです。
「明るい伊東」2021年新年号より
コロナ禍で伊東は?
GOTOの急停止とクラスターで市内経済は深刻!
- 一週間に一人の客も来なかった・・12月の半月で売り上げが3万円のみ。(まちなかのスナック)
- GOTOの急停止でキャンセルが相次ぎ、100人分のアワビや伊勢エビなど今から注文の取り消しもできない。(旅館のご主人)
- 今年の売り上げは去年の3割減!持続化給付金で何とかやってきた。例年通り金目鯛などの干物も用意したが年末年始が全く期待できない。(干物店)
二回目の中小企業等応援給付金 最大20万円
伊東市では12月議会の最終日に補正予算が提出され、第1波の際、市独自で実施した中小企業や個人事業者向けの応援給付金を再度実施することを決めました。
令和2年の11月か12月で昨年の同月と比較し、20%以上売り上げが下がっている事業所に最大20万円を支給するもので、年明けから申請が始まっています。
しかし、この補償だけで事業を継続し生活を成り立たせることは実際には不可能です。
解雇等で職を失った非正規労働者・伊東市出身学生の実態調査や支援なども必要ではないでしょうか。
持続化給付金・家賃支援給付金の継続を要求!
こうした現状のなかで、民商、全商連などの中小零細業者の団体は持続化給付金や家賃支援給付金の継続を国に強く要求しました。
しかし、弱い業者は新陳代謝すべきという姿勢の管政権は、予定通り終了させるという冷たい姿勢です。コロナ対策も後手後手、国民の苦難に背を向ける政治は総選挙などで変えていくしかありません!
伊東市でなぜ急激な感染拡大が起きたか
その原因究明は重要です!
伊東市では9月までは感染者の合計が15人で止まっていましたが11月21日から12月10日までに100人を超える感染者が出ました。
12月2日から5日まで県の検査チームがクラスターの発生した中央町の飲食店従業員と利用者を一斉検査し、さらに地域を広げた検査も行われました。何回かのゴルフコンペの後の打ち上げがその主な要因ではと言われています。どのような飲食の仕方が感染を広げたのか、3密のカラオケ、2次会3次会・・などの実態、感染ルートや検査体制、その後の治療体制などをしっかり検証し、今後に活かすことが重要ではないでしょうか。
コロナの感染拡大を防ぐために・・速やかな検査が大事!
37.5度以上の発熱があったら
- かかりつけ医がいる人・・・ 電話してから来院
①かかりつけ医が発熱外来をしている場合
曜日、時間を指定され、診療を受けられます
②かかりつけ医が発熱外来をしていない場合
曜日・時間を調べ 他の診療所が紹介されます
- かかりつけ医がいない人・・・050-5371-0561に電話を (発熱等受診相談センター)
県のコールセンターの電話ですが、伊東市内の5つの医療機関の中から症状に応じて曜日、時間などを配慮して2~3の医療機関を紹介し、その中から患者が選んで受診できます。
発熱外来とは? 院内感染を防ぐため、一般の患者と発熱、インフルエンザやコロナの疑いのある患者が接触しないように、場所や時間などを分けて診療している医療機関(市内22診療所)
コロナの検査体制は? 市民病院も含む市内の9つの医療機関で実施。伊東市医師会がドライブスルーによるPCR検査も実施しているが、いずれもかかりつけ医などの指示で受ける。
まず医師会を支援し、検査体制をもっと拡げて! 市長へ要望書を提出
クラスター発生直後は県の医療チームを市職員が補助し、特定の地域と飲食店利用者を千人規模で検査しましたが、日常的な検査の受け皿は市民病院や市内の診療所です。そこで市議団として2点を要望しました。(12月17日)
1、伊東医師会が独自にやっているドライブスルーや各診療所におけるPCR検査・抗原検査への補助金。
2、発熱があるときの医療機関へのかかり方の周知徹底(市民向け広報)
※近隣の熱海市では症状がなくても65歳以上の方、基礎疾患のある方は5000円で検査を受けられる、さらに三島市では介護や看護、保育園などで働く人も同様に受けられる制度を実施しています。
このような制度は国でも検討に入っています。他市の状況も検証しながら伊東市でも実現を目指したいと思いますが、まずは受け皿になる医師会との十分な連携が必要です。(三島市では医師会の検査センターに保健師を派遣しています。このような人的支援も必要では!)
「明るい伊東」2020年11月号
ちょっといい話
キャンセルのお客との心の交流
伊東の名産品を4000人に‼
伊東市観光協会ではコロナ感染の緊急事態宣言を受けて、ゴールデンウィーク中の予約をキャンセルせざる得なかったお客さんに、市長と宿泊施設からのお詫びの手紙を送りました。その際、返信用のはがきを同封。
お茶やミカン、干物、銘菓の中から希望の品物を書いてもらい、「感染が治まったらぜひお出かけください」という思いを込めて粗品を送りました。
お客さんからは「思わぬプレゼント。こんなものもらって良いんですか?」との反応も多く、観光協会には、たくさんの旅館から感謝の声も届きました。
その後、実際に観光に訪れてくれたお客さんもいるとのこと!
これこそ、おもてなしの心!
これはコロナ対策の補正予算で実施された事業ですが、観光協会の声かけで、観光関係や交通関係の団体の若手が集まり「リスタート伊東プロジェクト」という会を作り、コロナ後の活性化を考える中で生まれた事業だそうです。
やはり、知恵と力の結集が大事です。このようなおもてなしのアイディアが、伊東の観光をさらに元気づけていくのではないでしょうか!
コロナ対策 お役立ち情報!
パート・アルバイトでも 労働保険などの加入がなくても 個人でも申請できます!
新型コロナウィルス感染症対応休業期支援金・給付金(新)
コロナが原因で事業者の指示を受けて休業し、休業手当が支払われなかった労働者が対象
4月1日~12月31日の間 休業前の1日平均支給額×80%(上限11,000円)
※詳しくは市産業課 32-1731~1735 伊東市・厚労省各ホームページ
★住民税・固定資産税など市税の納税猶予 国保税の減免申請なども受付中
明るい伊東」2020年8月号より
延べ600人の職員で進めた給付事業!
6月議会報告
定額給付金10万円
98・6%の市民に給付済み
住民票のある市民全てに国から支給される定額給付金10万円。
スピード感をもって漏らさず給付するためのプロジェクトチームが作られ、全庁から協力を得てほぼ作業が終了。10万円を全ての世帯にという仕事は初めてのことでしたが当初の予定より早く進みました。
しかし、自分でさまざまな書類をコピーするためコンビニに行っても、操作が分からずとまどう高齢者の姿も見られました。
市役所の特設窓口や各出張所で相談できたことは市民にとって助かりました。
市役所(出張所も)の窓口でコピーのことなど、丁寧に教えてもらい申請ができました。ありがとう。大変助かりました。
荻sさん(80代)の声
コロナ禍でやっと実現
18歳までの医療費完全無償化!
10月1日から
4月にさかのぼって
6月議会で念願の子どもの医療費窓口負担の無償化が決まりました。伊豆半島の他の市町ではすでに18歳まで窓口負担が無償となっていました。(伊東市は2歳以上が1回500円・月2000円までの一部負担)
長年無償化の運動がされ、私たちも一般質問などで何度も求めてきました。(直近では30年6月・31年3月議会で佐藤龍彦議員が要望)
また昨年の9月議会では「新日本婦人の会」が提出した意見書が議会で全会一致で採択されました。しかし、当初予算では残念ながら見送られていました。
4月以降支払った窓口負担は
申請で返金されます!
市はコロナ禍に対する有効な子育て支援策として、18歳までの医療費の無償化に踏み切ったということです。コロナで市内経済の悪化が進むなか、この無償化は重要です。
さらに4月から9月30日までに支払った医療費は、子ども1人ずつの合計金額が書かれた申請書が各家庭に送られ、それを市に提出することで、年明けより返金される予定です。
みなさん、申請はお忘れなく!
突然の休業3度(たび)
てんてこ舞いした学童保育
市としての対応は?
(佐藤議員の一般質問から)
国は3月初旬に唐突に全国
一斉の学校休業要請を行った。また4月6日に学校再開がされたが、たった1日だけで、翌日から休業。また感染者が出た時の閉所、直後の再開も慌ただしかった・・
とにかく1日中子どもを預かることになった学童保育(放課後児童クラブ)では長時間の指導員の確保など、大変な苦労があった。
そこで市の対応や今後の課題などを質問すると次のことが明らかになった。
- 指導員の人件費としては国の基準で1日3万円×開所日数が補助された。
- 幼稚園の補助員や支援員、小学校の学級支援員が各学童保育の要望で支援に入った。
- 三密を防ぐため学校が体育館や運動場、図書館、特別教室などを開放した。
- 3500枚のマスクが配布されたが、アルコールなどの配布は十分とは言えなかった。
- 市内で感染者が出たときに休業することは事前に知らされていたが、実際には預けるところがなく困った家庭も多かった。
- この間の運営についてはアンケートをとり、その結果は真摯に受け止め、新たなガイドラインを作りたい。
☆ 学童保育の指導員さんの声☆
入学式もなかった新一年生も受け入れたため、配慮が必要で常勤者は休みが取れず、かなり過重労働だった。
学校は3密を防ぐために休業ということのなかで、では学童保育はどうしたら良いのか・・感染者を出さないことへの配慮も大変だった・・
長期休業を経験してあらためて学校や学童保育の重要性が見えました。そして、休業の決定ももっと現場の声、実態を考えなければと思います。
日本共産党の提言 感染抑止と経済・社会活動の再開を一体にすすめよう
一、感染流行の「第2波」に備え、医療と検査体制を抜本的に強化する
⑴積極的な検査戦略に転換し、経済・社
会活動再開のもとでの感染拡大を抑止
①感染が疑われる人――ごく軽症を
含む有症者とすべての濃厚接触者を
速やかに検査
②医療、介護・福祉従事者と入院患者・
入所者への検査を積極的に行う。
③感染の広がりを把握する抗体検査を
広く行う
⑵医療崩壊を起こさせない......医療、介護福祉施設への財政支援の抜本的強化
⑶削減されてきた保健所、地方衛生研、
国立感染研の体制強化。感染症対策を総合的に取り組む疾病予防管理センター( 日本版CDC )を構築
二、新しい自粛要請と一体の補償を――急いで必要な支援を現場に届ける
⑴雇用調整助成金、持続化給付金、家賃
支援など、必要な支援を迅速かつ確実
に届ける
⑵子どもと教育、学生など、必要な支援
が届かない分野をなくす
①子どもと教育の支援――10万人の
教員加配など、教職員・スタッフの配
置に1兆円規模の予算を確保
②学生の1割にしか届かない支援を改
め、学費半減など経済的支援を抜本
的に強化
③保育・学童をはじめ子どもに関わる
施設への職員加配と処遇改善の実施
④生活困窮者への緊急支援の強化
⑤大企業への支援は、雇用と下請け・関
連企業への社会的責任を果たさせる
⑶消費税を5%に減税する。緊急に免税
事業者を拡大する
三、財源――当面は、国債で手当てし、償還財源は応能負担原則で
※「GO TO」キャンペーンは直ちに中止し、業者・関係地域などへの直接支援に切りかえます。
まず相談!そして申を!
コロナ禍における国保の減免制度
国民健康保険税は今までも収入が30%以上減少したときは減免制度がありましたが、コロナ禍の下でさらに利用しやすい制度になっています。
1 全額免除 コロナ感染症で主たる生計維持者が死亡、又は重篤な傷病を負った世帯
2 保険税の減額 コロナの影響で主たる生計維持者が減収となった世帯
① 事業収入・給与収入など収入の種類ごとに見ていずれかが前年に比べ10分の3以上減収する見込みの世帯
②前年の所得の合計が1000万円以下であること
③収入減が見込まれる種類の所得以外の前年の所得が400万円以下であること。
☆今年度の減収額をどう認定するか
1~6月の収入額を元に今後7月~12月の収入額の見込みを出す。(自主申告だが合理性があれば認められる)
-
1期(7月31日納期)は請求書の通り支払うが
減額分は後の納付回数で割って払う
-
コロナに関した減免申請については、保険税の滞納があっても受け付ける。
詳しくは 保険年金課 0557-32-1622
ひとり親世帯臨時特別給付金
コロナ禍で特に生活が大変だと思われる収入の少ないひとり親家庭に給付します
<対象となる方>
1 令和2年6月分の児童扶養手当を支給された方
(基本給付のみなら申請は不要)
6月分の支給はないが、既に申請が認定された方
2 児童扶養手当の資格となる収入だが、遺族年金や障害年金・老齢年金・労災年金などの公的年金をもらっているために、支給されていない方
3 収入が多いため、児童扶養手当の対象にならない方で、コロナの影響で家計が急変し、児童扶養手当の受給者と同じ水準になっている方
(同居親族など生計が同じ扶養義務者の方の収入が減少した場合も対象になります)
※追加給付を受けられるのは1か2の方
いずれも申請が必要です。
相談窓口 0557―32-1581 子育て支援係
明るい伊東2020年5月号より
2回のコロナ対策臨時議会の内容は?
国の緊急事態宣言や休業要請で、ホテル、旅館業をはじめ多くの施設や業者が休業。またその影響で経済的損害を受けた業種、また休校による家庭への負担に対し、補正予算が組まれた
4月28日 臨時議会では?
業界の要望が殺到異例の補正予算差し替え!
<補正予算の主な内容>
◆ゴールデンウィーク中の休業協力金 2000件 4億円に増額
最初はバーやスナックなどの接待を伴う飲食店100件(2000万円)のみが対象だったが、さまざまな業者からの要望で予算が大幅に拡大した
◆1学期分給食費の無償化
小中学校 約8,100万円
保育園(3、4歳児) 245万円
学校再開時から無償化・残額は2学期分に充当(昼の食費代がかさむ家庭への支援策)
◆経済変動対策資金貸付け利子補給
6,778万円
(県の中小企業向け融資・・申請が急増しているため)
5月15日 臨時議会では?
休業協力金支給から漏れた業種への支援を決定
<補正予算の主な内容>
◆特別定額給付金給付事業
68.9億円
(事務経費も含む住民全員への給付分)
※詳しくは裏面をご覧下さい
◆中小企業等応援給付金
3億円 1件5万円~20万円
クリーニング店や土産物店、鮮魚店など様々な業種で 減収に応じて支給
◆子育て世帯への特別給付金
6816万円
児童手当 全員の子に1万円の上乗せ
☆市長20% 副市長15%
教育長10%の報酬減額
令和2年6月~令和3年3月まで
総額641・9万円
支援制度をどう活用するか・・相談窓口の設置が鍵!
共産・無会派 計5人で第2次要望書を提出
4月28日の臨時議会を受けて、更に必要だと考える9項目について
次のような要望書を市長に提出しました。
★倒産・廃業・生活苦を防ぐために
1 様々な支援制度、ケースによって何が適切か、申請のしかたはどうするのか市民が困っている・・親切で迅速な相談窓口を早急に設置
2 市で可能な固定費の支援として、まず水道料の猶予・減免を
3 催促状を出すときには納税相談の通知を出し、分納などの相談受付を
★休校・休園の中での児童生徒へのいっそうの支援
1 学習面のつまずきや虐待、生活習慣の乱れなど、電話相談、家庭児童相談室などの連絡先の周知を
2 短時間でも子どもと直に会う機会を!登校日や家庭訪問を検討!
各学校の実態に合わせ、保護者の意向にも合わせて実行を
3 休校で増える消耗品費や通信費などに対し学校への支援金の支給を
★感染予防の徹底のために
1 医師会と相談し、市独自のPCR検査の実施体制の充実を
(ドライブスルーなども含めて)
2 学校や施設で不足する防疫用品について、対応できる体制を
3 介護施設などで直面する問題を聞き取り迅速な相談を。防疫用品の不足などにも対応する。
みんな待っている特別定額給付金
申請すればだれでももらえます(受付早まる!)
◆オンライン申請 5月13日より
◆市から申請書の発送 15日より
(20日までに全世帯に届く予定)
☆申請書に必要なことを書き
市役所に返送して下さい
申請した口座に給付金を振り込みます
(5月下旬より)
申請書の2枚目に次の①②を貼りましょう
①世帯主の本人確認書類
マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証、年金手帳
いずれかひとつをコピー
②振込先口座が分かるもの
銀行・郵便局の通帳(口座番号が書かれた部分)又はキャッシュカードのコピー
☆ホームレスや、また暴力その他、家庭の事情で世帯主と同居していない方などは 窓口でご相談下さい
☆振込口座のない方は申請書を持って直接窓口へ。
☆代理人による申請もできます。
問い合わせ・相談は
伊東市特別定額給付金事務局低層棟 2F 0557-52-3306
国や県の支援策も活用し乗り切りましょう (ご相談ください)
◆持続化給付金 (相談窓口 商工会議所 37-2500)
昨年と比べ同じ月で50%以上収入が減った業者の方は・・個人事業者100万円 法人200万円の給付
◆緊急小口資金&総合支援金 (相談窓口 社会福祉協議会 36-2512)
当面の生活費・一時的な資金が必要なとき 個人でも業者でも借りられます
10万円~60万円 1年据え置き 返済2年(総合支援金は10年)保証人なし
☆国保税ほか市税、上下水道料などの公共料金の支払いに困ったときは必ず
担当課に相談して下さい (コロナ対策の特例措置があります)
明るい伊東2020年4月号より
市民本位の施策 今こそ!
切実な声にこたえて 緊急対策・補正予算につなぐ
★納税の猶予や減免を
税は去年の所得に対してかかるので、うちなんかの少ない稼ぎでは払いたくても払えない。
国はいろいろ言ってるけど伊東市はどうなの?
このごろは滞納すると厳しく取り立てるよう
になったけど、今そんなふうにされたら、首を
くくらなくちゃならないよ。
市でも、せめて納税の期限を延ばしてほしい。
出来れば減免してほしい。小さい店の人はみん
なそう思ってるんじゃないの?
(鎌田 Aさん 自営 71歳)
★学童保育費用を補助してほしい
小中学校休校から春休みへ。親が働いて家にいない家庭は子ども達がほったらかしになっています。1日中子どもだけで過ごすため、①テレビとゲーム漬け・②3食カップラーメン(火を使わずお湯だけでOK)・③身体を動かさないという家もあるのです。
でも、A小にある学童保育の費用は月に1万2千円。高くて、ひとり親家庭には負担が大きすぎます。預けたくても預けられないと言って
るので、市では学童に払う費用を半分くらい補助してあげてほしい。
(岡 Bさん 元教員 64歳)
★今こそ18歳までの医療費窓口負担無料化
私は怒っている。去年せっかく18歳までの医療費窓口負担ゼロを市議会が全員一致で採択したのに、市は何で実行しないのか。
コロナ問題でみんな苦しい時だからこそ、今度は必ず実現してほしい。市に繰り返し要望してきた一人として私は怒っている。
(湯川 Cさん 年金者 68歳)
★「子ども弁当」を始めたら?
給食をつくる人は休みで仕事がなくなった。子どもは休みで給食がなくなった。
でも、給食で栄養を補給してきた子だっている。いつまでこの問題が続くか分からないんだから、給食をつくる人が、困った子たちに「子ども弁当」をつくって渡せるようにしたらいい。
(鎌田 Dさん パート 54歳)

明るい伊東2020年3月号より
新型コロナ対策
3つの提言 オール伊東で
市民の命とくらしを守ろう
新型コロナウィルス感染拡大阻止・伊東社会の混乱防止・市民各層への支援・・・今、市政に求められるこれらの課題に対し、私たちは次の提言を市長に申し入れます。
他にもさまざまな手だてが考えられます。党派を超えて知恵を出しあい、オール伊東で市民の命とくらしを守りましょう。
➊総合対策本部の設置
縦割り行政では市職員も機敏に動けません。市長をトップに、観光・生活・営業・子育て教育・保健衛生・救急など各分野の代表を集めた総合対策本部の設置が必要です。
そこでは、感染症対策に加えて例えば次のような課題についても協議してはどうでしょうか。垣根を越えた対策を迅速に具体化しましょう。
- 各分野のとりくみの情報共有と調整
- 小中休校の各方面への影響把握と支援策
- 観光経済面への影響の把握と支援策
- 困難を抱える家庭・児童の状況と支援策
- 学校・民生委員・町内会などとの協調
市議会と連携し、常時、医師会や専門家の助言得ることは言うまでもありません。
❷何でも相談窓口の設置と要望の把握
休校中、親が急に休めなくなることもあるでしょう。高齢者の病院への搬送手段が見つからない場合もあるでしょう。
解雇で生活資金が底をついて困ることもあります。
この相談窓口では個々の問題にきめ細かく対応すると同時に、寄せられた要望を対策本部に上げていきます。それにより、市の対策はさらに的確になります。
❸緊急施策の実施
予約キャンセルや行事中止が重なると来遊客が減り、商売にも影響が及びます。
休校中の児童の受け皿施設などに過重な負担がかかることはないでしょうか。
そこで、例えば次のような施策が必要となります。
- 市の融資枠の拡大と予算増(運転資金や従業員給与の補填・生活資金など)
- 受け入れ施設(学童保育など)関係者との懇談と物的・人的支援の拡充
- 当面は緊急搬送体制の整備。さらに市での検査体制の確立に努力します。
他にもさまざまな施策を行い、広報などで市民への周知を図りましょう。
★財源は?
当面は、市の財政調整基金約32億円の一部を取り崩して対応します。同時に、必要な財政支援を国に求めていきます。
国に対する日本共産党の姿勢
右の表でも分かるように、日本の対策予算はアメリカの18分の1です。日本共産党をはじめ立憲野党の要望にも関わらず、新年度予算には1円の対策費も盛り込みませんでした。(予備費で対応)
こうした姿勢をあらため、国の対策費を思いきって増額させ、損失補償など各種の施策をさらに充実させましょう。対策会議への3閣僚の欠席、2月26日(自粛要請呼びかけの当日)の首相補佐官のパーティー開催などはもってのほか。
2月1日から25日までの間に11回もお仲間と夜の会食をしていた首相の姿勢もあらため対策に専念させましょう。
首相による突然の全国一斉休校要請について小池書記局長は、「要請翌日には文科省が柔軟な対応を求めるなど非常にちぐはぐ。専門家会議にも諮っていない。撤回して、実態に応じ各自治体の判断に任せるとすべきだ」と2月28日のテレビで主張しました。
◆寄せられた市民の声
「他地域で働く娘が、昨日小4と小6の孫を伊東に送ってきました。仕事が保育士なので、休んで面倒を見てやることができないのです。
伊東で子育て中のママさんたちの話を聞く機会もありました。
①とても休めない。子どもだけで1日過ごせるだろうか。
②宿題を出すというけど、自分の力でなかなかできない。親が口を出すと喧嘩。勉強の遅れはどうなるの?
③受け皿施設が間に合うのかしら。
などなど心配だらけでした。
伊東おやこ劇場のサイトには、留守中の子どもが楽しく過ごせるレシピが紹介してあって役に立つよという情報もありました。他にも何かいい手はないでしょうか」
(荻 Aさん・68歳)
「休業補償というけれど、われわれのような自営業者も損害を受けるだろう。その補償はどうなるのか。」
(松原 Bさん 54歳)
「3月2日、小3の子はたくさんの荷物を抱え雨に濡れながら学校から帰ってきました。子どもの安全が第一なのに、急な一斉休校でこんなところにも無理が出ていると思います。
学童保育で引き受けるというけれど、教室よりもっと混むのではないでしょうか。」
(岡 Cさん 38歳)